1000文字小説とは?
1000文字以内、できれば1000文字ちょうどで書かれた超短編小説です。誰にでも気軽に書ける反面、制限された短さで表現しなければならない難しさもあり、上級者にも初心者にも楽しめる新ジャンル小説です。
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中学生の頃、国語辞典に書いてあるエロい単語を赤いペンで囲むというくだらない遊びが流行っていた。 『性交』とか『淫猥』とかの直線的な言葉から『なめこ汁』『肉汁』といった想像…
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「いらっしゃい」 預言者の男は尋ねてきた女を部屋に招きいれた。女は色の白い美人。馥郁たる白梅。男は医者が見たら減量を命じたくなる肥満体。 「エアコン寒くない? 温度を上げる?…
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非常に狭い室内で、私は目を覚ました。 息苦しさというものは無いのだが、いささか身体が強張っているのを感じる。 古くから狭い場所のことを『うさぎ小屋』とか『鰻の寝床』なん…
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人は老いて死ぬ。 赤子として生まれて、老人になって死んでいくわけだ。 もしも、それが逆だったらどうなるのだろうか? 「しんどいのう! しんどいのう!!」 ある病院…
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「お兄ちゃん、ウソをつく人ってどう思う?」 ママゴトの最中、隣に住んでいる、今年四歳になる沙耶ちゃんにいきなり聞かれた。 僕は、中学三年生で、こんなママゴトを小さな子供と…
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仕事帰り、後ろから走ってきた車に足を踏まれた。運転手が慌てた様子で降りてきて「すみません。大丈夫ですか?」と訊いてきた。私は笑みを浮かべて言う。 「大丈夫ですよ。わかっていま…
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昔、学生時代に付き合っていた彼女と歩いた道。 何でもない普通の道。 大阪駅の周辺。 所謂、梅田や北と言われる街へ向かう、国道沿いの広い歩道の上。 クリスマス前の風はお節介にも…
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何かが倒れる音がした。あまりに大きく響いたので、静かな教室で一人課題を解いていた俺はびくりとした。 立てかけてあった箒が倒れたというより、掃除用具入れのロッカーが倒れたくら…
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- 『週刊アスキー』11/18号に掲載されました [詳細]
- 2008-10-22
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- 2008-10-22
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