[トピック] 第16回掲示板でコンテスト!一覧へ戻る
作成者 | 池田K さん | 作成日時 | 2012-01-15 21:54:24 |
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関連URL | http://www.1000moji.com/tag/第16回掲示板コンテスト | ||
概要 ・お題は『思わずあげる叫び声』 ・文字数は自由(投稿制限500~1200字、場合により順位に作用する(後述)) ・投稿は1人1編、新作で未発表のものに下のタグを付けること ・投稿者は参加作品のアドレスを関連URLに記載し掲示板に書きこむこと ・投稿期間中の作品の差し替え・修正は可能 ・投稿期間の終了と共にコンテストと投票を開始する ・作品投稿者の投票は必須、感想は任意 ・投票者は順位をつけて3編選出する(1番から順に3点、2点、1点、自作への投票は不可) ・投稿していない方からの投票も有効 ・投票締切時点に最多得点数の作品が優勝 ・投票得点が同じ場合、文字数が1000に近い作品を上位とする(文字数が同じ時は同位とする) ・優勝者は次回コンテストのお題の決定権を得る(優勝者がお題を出さなかった場合、次回コンテストのお題はなしとする) 日程 概要決定&投稿開始 1月15日午後10時 投稿締切&投票開始 1月22日午後10時 投票締切&結果発表 1月29日午後10時 タグ→第16回掲示板コンテスト |
コメント
今回初めてお題を出させていただいたのですが、果たしてこのお題で皆さんに作品を書いていただけるのだろうか、と、不安でした。なので、作品が集まってくれてホッといたしました。
それでは短いですが感想を。
「ボクの好きだった先生」
過去の史実から現代の問題につながる話を、よくこの長さで収めたなと思いました。しかも無理がない。すばらしいと思いました。こういう話ってきちんと取り組まないといけないので、私にはなかなか手が出せない分野です。
奇運探偵
探偵物の定石をいじる、ミステリー好きの私にとって楽しい作品でした。
reply
おじにはマトモなときがだったんですよね。何があったんだろう。アンパンマンに裏切られたのでしょうか。
閉塞感
現実と想像との混ざり具合いが絶妙で面白かったです。
こういう話は映像化してもわけわからなくなりそうで、文字ならではの作品だなぁと思いました。
最新機種携帯携帯
Hがあればiはいらないですよねー?あ、もちろん携帯電話の話ですが。
「あの?、下は?」のあたり、うまいなーと思いました。
博士の発明品
前回にも通じるのですが、透明人間と聞いてみなが思い浮かべることを、きちんと追った上で話を進めているのが、素晴らしいと思いました。
「泣きながら」というところにちょっと違和感がありました。博士の意図を知る前に?と感じてしまいました。
忘れ物
現実世界と切り離されていく過程をもう少し入れると、もっと怖くなるかな、と思いました。
例えば、
「もしもし、聞こえ……もしもー……」
と、だんだん……が増えて電話が通じにくくなっていくとか。
放課後、屋上にて
主人公がちょっと流されすぎな気がしました。前半で多少でも気がある感じがあればよかったかなぁと。
あと、5月さんのコメントに返答を。
なぜ三人称視点なのだろうという件ですが、あの話は元々一人称で書いていました。ですが、主人公の説明を入れる文字数がなかなかとれなかったので、「男」に変えてしまいました。
なので、「男」を 「私」に変えて読んでいただくと、もう少しスッキリ読めるかもしれません。
入賞された方々、おめでとうございます。
毎回、コンテストを楽しみにしています。
自分とは違う視点の感想を拝見出来たり頂けたりするのが特に楽しいですね。(今回、感想書いてませんけど(汗)すみません)
感想をつけて下さった方、ありがとうございます。
おぷさん今回もありがとうございました。
入賞されたy_fstwさん、WSSFさん、中野さん、おめでとうございます。三作とも僕が投票した作品だったのでちょっと嬉しいですw
コンテスト終了よりだいぶ経ってますが宣言どおり全作ぶん感想書きましたので投下します。毎度のごとく勝手気ままに書いてますので的外れな指摘などもあるかと思います。予めご了承くださいませ。
『ボクの好きだった先生』 WSSFさん
やはり必要性があって書かれた物語には、おいそれとはないがしろにされたりしない存在感を感じます。
でも、ここに書かれてある内容(言動)だけでは僕的にはあまりこの先生を好きになれなかったので、この際でっち上げでもいいから読者の中立的な目にも魅力的に映る部分を描いてほしかったなぁと思いました…。
『奇運探偵』 ようさん
シリーズもので主役を張っている探偵のほとんどは死神的な奇運の持ち主であるような気がしますw
強運や幸運や天運とはまた違った奇運というもの、それから玉坂を狙った女の死。そういったあたりを象徴的に視覚的に提示することで、もっと簡潔でインパクトのある作品に仕上げられると思います。
『閉塞感』 霧野楢人さん
こういったお話の書きづらさというものには覚えがあります。主人公にとっては独自の経験が長い生活の時間を経て説明無用の実感となってしまっているものを、改めて他者にも通ずるように文章化していくと消毒されたようになって物足りない。かといって実感そのものを逐一記述してみても読者の心には意外と染み込んでいかない。必要なのは過剰なぐらいの生々しさでしょうか。
比喩表現とか洒落っ気とか物語要素の説明調でない提示のしかたとかがすごく行き届いているなと感じました。失礼を承知で言いますと、向上してるなぁ…、と。
面白かったんですが、これは続きがあってこその、物語の導入部分としての面白さが大きいかなぁという気がしました。
『映画館』 y_fstwさん
面白かったです!
大蛇のまさかの奥の手というアイディアが見事で、徐々に高まっていった違和感が恐怖に転じるくだりも秀逸。三人称視点なのはどうしてかな? とは思いましたがそれぐらいしか気になる点はありませんでした。
『博士の発明品』 かんざしトイレさん
お約束の博士と助手シチュエーションからどう脱線していくのだろうかと無意識に期待してしまってました。枠内で終始しててもこれはこれでアリかと。でも若干、お題の消化ぐあいとオチが弱かったように感じました…。
『忘れ物』 ブラックベリーさん
不条理ものはいいですね。猿が檻から出ているあたりからワクワクしました。理解不能なまま終わるのも好みです。
冒頭の説明部分が事務的なのと、主人公の内面を想像する余地がない点で、読んでいるこちらのほうも少し置いてかれてる感がありました。
『放課後、屋上にて。』 中野さん
巻き込まれ型恋愛は憧れの一形態ですよね。ちゃっかりモテてるし。空回り熱血不遇男の岸本くんはいいキャラですね。
独白多用の文体はあまり好みではないですが、1000文字で会話文主体にするとこういう書き方になるのも仕方ないかと思いました。
期日となりましたので、投票締切の宣言と共に集計結果を発表致します。
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◆優勝◆
「映画館」/y_fstw/1174文字
★★★★★★★★★★★(11pt/5名)
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(以下得票順)
【2位】「ボクの好きだった先生」/WSSF/1000文字
★★★★★★★★★(9pt/4名)
【3位】「放課後、屋上にて。」/中野/1199文字
★★★★★★★★(8pt/5名)
「最新機種携帯形態」/ぼんと/1200文字
★★★★★★★★(8pt/3名)
「閉塞感」/霧野楢人/1000文字
★★★★★★★(7pt/3名)
「reply」/5月/1200文字
★★★★★★★(7pt/5名)
「博士の発明品」/かんざしトイレ/1200文字
★★★★(4pt/2名)
「忘れ物」/ブラックベリー/1056文字
(0pt/0名)
「奇運探偵」/よう/1200文字
(0pt/0名)
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*参加作品9作。投票者数9(内読者投票数0)名。
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以上、得票ポイントが同じ場合は規定に則り1000文字により近い作品を上位としています。
優勝されたy_fstwさん、2位のWSSFさん、3位の中野さん、おめでとうございます。
次回お題については、後日談合室にて発表をお願いします。
ご投稿並びにご投票、本当にありがとうございました。
次回開催は3月の予定です。
是非また宜しくお願い申し上げます。
2.放課後、屋上にて。/中野さん
3.reply/5月さん
以上で、よろしくお願いします。
なので今回は1位の作品に倣って、硬い雰囲気の作品を選びました。
1. ボクの好きだった先生
2. 閉塞感
3. reply
感想は後ほど…。
2. 「放課後、屋上にて。」中野さん
3. 「reply」5月さん
どの投稿作品も面白くて、楽しませていただきました。
1.映画館 y_fstw さん
2.放課後、屋上にて。 中野 さん
3.ボクの好きだった先生 WSSF さん
でお願いします!
2、「ボクの好きだった先生」
3、「映画館」
でお願いします。