作品詳細「付喪神」
題名 | 付喪神 | ||
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作者 | 黒川ソウシ さん | 作品の出来(自己採点) | 45 点 |
本文(1000文字)
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作者の一言 | |||
相変わらず、突拍子もない話で申し訳ない。 別に、傘を忘れたわけじゃないんだけど、仕事に使っている工具を見てたら、付喪神を思い出したわけです。表記的には九十九神、の方がメジャーなのかな。 昔は嫁入り道具、なんていう形で、現在も残っているものも多いんじゃないだろうか。 モノを大切にするってのはいいことですよね。 ・・・まぁごみ屋敷なんてのは勘弁だけどさ。 |
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カテゴリ | 指定なし | 投稿日時 | 2008-09-26 23:34 |
2人のお気に入りに登録されています
この作品への感想文
前半の出勤前の部分と後半の付喪神の話の部分で、雰囲気が少し違ったので違和感を感じましたが、後半の部分はとっても素敵な作品だと思いました。
『モノを大切にしなさいよ』と、やさしく諭されたような感じで、ほっこりした印象の作品でした。
それから、私もbear's Sonの意見に1票です。
日本的な八百万の神様精神を描いた作品なので、ここは日本らしさがより出る『大将』のほうがこの作品の世界観にしっくりきそうです。
お気に入りに追加させていただきますね。
文体が読み手を惹き付けていられるのと、ちょっとした知識がうまく絡んでいて、いいですね。
どこかに固執しない書き手のバランス感覚が文体に表れている。
マスター、かっこいいですね。でも、居酒屋と年期の入った包丁だから、「マスター」というより、粋な「大将」を想像したのですが、どうなのでしょうか。僕としては、よかったらぜひ「大将」に直して頂きたい!
下手に奇を衒った作品より満足感があり、読んだ後、読んでみてよかったと思えました。
現在の評価以上の作品です。