作品詳細「みちびかれ、シンセサイズ」
題名 |
みちびかれ、シンセサイズ |
作者 |
変態つかさ さん
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作品の出来(自己採点) |
80 点 |
本文(963文字)
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作者の一言 |
自分の趣味を小出しにしながら好き勝手なことだけを書いていても、一般の読者はついて来れないという好例。
しかし、作者本人はわりと気に入っています。
こういう客観性のなさが、自分が物書きに向いていない二番目のファクターだと思います。
(一番目は締め切りを守れないこと) |
カテゴリ |
純文学 |
投稿日時 |
2009-03-06 03:39 |
1人のお気に入りに登録されています
この作品への感想文
>>ヤマモトQさん
ありがとうございます。
私も、普段ならこんな小説は書かなかったもとい書けなかったと思います。
コンディションやらその場のノリやら着想やら、そういった複数の要素が偶然に重なりあって、作者自身にとっても予想外な異形なものになってしまいました。
うわー神がかりな中に「着ていたものを脱ぐ」とかおもろい部分もあってこりゃヤバイです。展開がほんとに「導かれ」ててまた最後がいいですねー。こんなん書きたかったけどおいらには無理だ!羨ましい!
>>汐留ライスさん
くだらないギャグともつかないような不条理ですが、もっともらしく淡々と描写することで独自の空間が生まれたようです。
それによって「何でもアリ」的な都合の良い世界になったのを良いことに、ラストで遊んでみました。
ラストシーンで浮遊感を味わって頂けたなら、大変幸いです。
>>凪司工房さん
完全に同意です。
本来なら長編であっても許されてしかるべきでしょうが、敷居や間口としてはこれくらいの長さの掌編が最も「こういうのが許される領域」だと思います。
好き嫌いは別として、
短編や掌編は、こういうのが許される領域だと思うのですが、いかがでしょう?
不条理な序盤からどんどん盛り上がっていって、
意外な展開からとんでもない(でも詩的な)結末という一連の流れが
「起承転フワァ~」という感じで、読んでてとても爽快でした。
>>takekanmiriさん
ありがとうございます。
「自分の目指す道とは違うのですが、一つの新しい道を示してくれた感じ」
この言葉は、私にとってのこの小説の位置づけとまさしく同じです。
ちょっと感動しました。
自分の目指す道とは違うのですが、一つの新しい道を示してくれた感じ