作品詳細「死に地獄」
題名 | 死に地獄 | ||
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作者 | 紫緑龍化 さん | 作品の出来(自己採点) | 22 点 |
本文(1200文字)
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作者の一言 | |||
1200文字です、まかりません。今回は修正なしで一気に書きあげ、ほぼ修正なしで1200文字になりました。1200文字マスターを名乗れるかもと勘違いしたいです。 さて、たぶん読んだ人には面白くはないでしょう。 でも個人的にはかなり満足です、久しぶりの自己評価高し。 あのですね、死んでどうなるかわからぬのであれば、そのまま意識だけポーンと残されることもあってもいいじゃないか!世にも奇妙なうにょうにょなあのドラマちっくな感じで! と思いましたとさ。 その気持ちをトローリと吐き出せた感じでおらは満足、みた人はきっとガッカリ、でもまぁそんなもんでしょ、これに考えさせられた人は経験者の可能性が…(@ω@A; まぁ話を戻して、 死んだら生まれ変わるんだか死後の世界にやら行くのか天に昇るんだか地獄に落ちるんだかこの世をさまようんだか何も無いんだか知りませんが、どの説もたいていは自決はノンノンな感じなのでね、できればやめておいた方がベターです。 とは言うもののそこまで追いつめられると周りの話は聞こえないし全てに反感を覚えるし無駄に知識を持って他を責めたり試したりするのに自分だけ棚上げするしで実際には難しいんですけどね… |
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カテゴリ | 指定なし | 投稿日時 | 2009-06-09 07:47 |
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この作品への感想文
最近、香取慎吾が出演するドラマで、杏が幽霊役で出ていました。死んだ人間がが透明人間みたいな「幽霊」として出てくるなんて、十年以上前のドラマではありえない設定でした。
映画でもドラマでも、とにかく死んだら透明人間みたいな状態の魂が抜け出てくる。それが当たり前みたいになっちゃってます。千文字小説でも、語り手が実はもう死んでいたという話はいくつかありますし、多分これからも出てくるでしょう。
「死に地獄」はどうも地縛霊を扱ったものと思われます。地縛霊という言葉は漫画家のつのだじろうあたりが広めた言い方で、変死者の意識が死に場所に固定されてしまい、さらには次の死者を誘うものだとか。昔は「うしろの百太郎」を読んでへえ、そうなのかと思ったものですが心霊科学ブームが去った今でははなはだ疑問が残ります。
作品では死者は生前の痛みをずっと持ち続けているようですが、生きている時に激痛が生じたら脳内麻薬が噴出して麻痺させるはずだし、とても正常ではいられないのでは? と思いました。
感想どももです。
おらは小説などは読者それぞれで違う受け取り用をしてかまわない物だと思ってます。なんか一部の人はおらが感想を否定するみたいに思っている感もあるけどね、別にそんなことは思ったことも無ければ言ったこともない。
ただ越境行為は違うと思っているだけね。
以前トラブルにまきこまれた時、おらは「それぞれ自由に考えればいいが越境行為は迷惑なだけ」と言い、反論した人は「よりよい作品の為に教えてあげているのに何事だ」みたいに言ったわけですが、それって結局あえて捨てた部分を取り上げろと言うことになんすよ。
ある意味すごいと思った、まるで素材の味を生かした料理に「素材の臭みが嫌いだから全部味付け変えろ」と言ったようなもの。まぁ悪意はないのだろうが、それは個人の感想&好みの問題であって、その料理を次回以降頼まなければいいだけの話で、料理人に調理法変更を押し付けるってのは違うって話。しかもそれで「良かれと思ったのに」とか言われてもねぇ…。
ということで、押し付けや指示・命令ではない感想は大歓迎です。
あとこれ、バッドエンドと受け取られるんだね…まぁたしかに表面上はその形態だが…面白いもんだと思ったです。
地獄の悪魔に救われ…友達に…(おい)…読者の勝手な想像です。
ダークエンド(バットエンド!)は何故か好き…。不死身はこの世にいませんし、多分主人公はそのまま…
感想どももです。
おらはちと哲学が何なのかが分かっていないので何とも言えないのですが、「生き地獄」からの『死に地獄』になったらもうね…そう考えると自殺に希望を見出すことは出来ないのになぁ、という裏テーマは内緒です。
とりあえず自分的に妙な愛着と言うか納得が今更ながら覚えてきたので、自己評価が+1されました。「大食いモンスター」と並んで同点で自己評価トップとなりましたとさ。
哲学的な暗さを感じる作品だと思いました。
自殺して、さらに「死に地獄」ですからね。
人間、生きてもたかだか80年。
急がなくても十分あっという間だと感じる僕には怖さも感じる作品でした。