作品詳細「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」
題名 | エリ・エリ・レマ・サバクタニ | ||
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作者 | qury7 さん | 作品の出来(自己採点) | 10 点 |
本文(1200文字)
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作者の一言 | |||
「第二回掲示板でコンテスト」には縛りがあって、「嘘」「海」「恋愛」から選択したお題について書くそうです(興味のある方は是非、掲示板を覗いてみてください)。 これは一応「嘘」というお題で書いてみたものなのですが(エントリー作品というわけではありません)、どうなのでしょう、これくらいの感じで、お題を消化できていると言えるのでしょうか? お題に沿って書くということをしたことがないので、よく分からないのです。 もしご親切な方がいらっしゃいましたら、非公開コメントででも、「消化できてるよ」とか、「ダメだと思う」とか、御教示いただければ幸甚です。図々しいお願いだとは存じますが、どうぞ宜しくお願い致します。 |
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カテゴリ | 指定なし | 投稿日時 | 2009-06-19 02:45 |
3人のお気に入りに登録されています
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この作品への感想文
あ、すいません、ふらここさんに対するレスの部分でだけ、「野口」になってますね。間違えました。ごめんなさい。本文を書いてるときにも、何回も間違えまして、修正しました。誰なんだろう、野口って。
>皆様
親切な方が一人でもいれば、くらいのことを考えていたので、こんなにコメントを頂いてしまって、ああ嗚呼、と、我が身の幸福を噛みしめております。どうやらこれくらいの感じで大丈夫らしいので、何となくコンテストにエントリーする目処が立ちそうです。ありがとうございます。
>つきさん
御感想ありがとうございます。前半部は、けっこう酷いこと書いてあるし、ちょっとマイルドにしないとな、と思って、子供っぽい感じを意識しました。愛らしいと言っていただけるのはとても嬉しいです。
あれはキリストの言葉なんですね。一応意味は知っているんですけど、孫引きなもので、なんか聖書に出てくる言葉らしい、くらいのぼんやりした知識しかありませんでした。勉強になりました。
「現実ってのは、余りになあなあで、下らないなあ、やってらんないなあ」くらいの意味合いで、タイトルはつけました。あと、聖書から引用したりすると頭良さそうに見えるだろうと考えまして。コンプレックスの裏返しですね。
>かえるさん
野上くんが笑っていたのは、野上くんと、過去を忘れてしまった人にとっては良いことですよね。でも多分、主人公にとっては最悪だったろうと思います。
さすがにこれで、海と恋愛がテーマです、みたいな主張をしたら、詐欺になるんじゃないですかね。詩みたいな個人的な言葉ならばともかく、散文において書いた人の権限は、そこまで強くないだろうと思います。理解されないなら、散文を書くこと自体に意味がなくなってしまいますし。微妙な問題ですけど。
でもとにかく、これくらいの感じでお題をクリアできているようなので、良かったです。コメント、ありがとうございました。
>ふらここさん
何度も読み返して頂いたなんて! 大変恐縮であるとともに、なんだか過大評価されているような気がして、いつか絶対失望される、そういうことにかけては自信がある、などとバランスを保つ為にネガティブなことを考えたり、ニヤニヤしたりしています。ありがとうございます。
その「野口くん架空説」、面白いですね。そうか、語り手に嘘をつかせるっていうのは、良いな、すごいしっかりお題を消化してることになるな、と、感心してしまいました。そういう展開にすれば良かったです。っていうか、そういう展開にしてありますけどね。そうです、実は野口くんは主人公の捏造です、そういうつもりで書きました。ええ、本当に本当に、本当に?
qury7さんが、「嘘」というお題で作品を書かれた。これだけで凄いことだ、とどきどきしながら何度も読みました。主題の「嘘」は、果たして野上の吐いた嘘だけなのだろうか。ハッピーエンドのような同窓会は僕の嘘なのではないか。野上として語られたエピソードは実は僕の事ではなかろうか。そもそも、野上なんていたのだろうか。それとも、全部嘘で、そんな子はどこにもいなかったのではないか。だから、タイトルがキリストの最後の言葉なのではないだろうか。
もう、持てる妄想力をフル動員させて読みました。楽しかったです。
なんとなく、qury7さんの「さあね」という声が聞こえてくるような読後感でした。
思うままに書いてしまった後になんですが、思い入れと妄想ばかりを書き連ねてしまってすみませんでした。読み流してくだされば幸いです。
思春期の戸惑いや喪失感を見た気がします。野上が笑っていたのはよかったです。
十分に「嘘」を要素として描いてあると思いました。
しかし、この作品の主要なお題は「海」または「恋愛」なんだとqury7さんが主張したら、それはそうなのでしょう。読者からはうさん臭がられるだろうけど。
そこは作者目線でいいんじゃないかなと僕は思います。
素敵な作品だなと思いました。一読して。
登場人物も人間的でどこか愛らしく感じます。
「嘘」という言葉はどこか否定的なイメージがあるけれど、この作品はそれを感じさせません。
課題を上手く活かしていると思います。
ところでタイトルはイエス・キリストの最後の言葉から引用していますよね。
すっと飲み込めない不可解なこのタイトルは、良い意味で深いですね。
どういう意図でタイトルを決めたか気になります。
長々と失礼しました。