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qury7さん ご感想ありがとうございます。qury7さんから「端正」やら「真似できなそう」とか「羨ましい」などなどのお言葉をいただくと、汗が滝のように流れます。ええ、ええ、うっ、嬉し汗です。以前、どちらかでご自分の文章がお好きでないとおっしゃられていて、私はqury7さんの文章が好きなので、驚くとともに、不遜ながらお気持ちわかるなぁ、などと思っていたのですが、自分も自分の文章が嫌だなぁと思うことがままあります。感情のまま文章を綴ると、大げさで中二病臭くて、すごく嫌になるので、できるだけ簡潔にと心掛けるのですが、それでもなんだか妙に思い入れたっぷりで。 あと、見透かされているなぁと感じているので、懺悔してしまいますが、実は今回の文章は、qury7さんの「ワン・ルーム」と、汐留ライスさんの「密書インポッシブル」を真似してみました。というのは、ほとんどの文章を現在形で書かれていたので、私もそうしてみました。「ワン・ルーム」では、「君」目線を効果的に、「密書インポッシブル」では、スピード感を醸し出していたのですが、拙作では、過去形をもたない口伝の伝説が語られるようなそういう雰囲気を出してみたくて。外国語のよう、というお言葉をいただいたので、少しは効果があったのだろうかと嬉しく思います。でも、真似してすみません。うう、でもまた真似するかもしれません。お二方の発想、センス、文章が醸し出す雰囲気などは、真似したくても絶対に真似できないのですが。 それから、マウ・アリイのその後を思い描いてくださって、ありがとうございます。作者ながら、惨い運命を背負わせてしまったと申し訳なく思います。誰にも悪意はないのに、ひどい悲劇が起きる、そういう状況を書いてみたくて。なんで南の島と放射能の組み合わせなんだろうと自分でも不思議だったのですが、ご感想のマウ・アリイの悲惨な状況を読んで、ビキニ環礁の核実験を思い出しました。現実の悲惨さはいつもフィクションを軽く超えるなぁと、ぼんやりと感慨にふけっております。 かのように、qury7さんや皆さんの作品やお言葉で、多くを学ばせていただいております。 今後の一層のご活躍を待ち望んでおります。
ふらここさんの、こういう文章は、すごく端正ですね。外国語のようです。とても整頓されていて、こういう文章(とか、こういう情景とか)は真似できなそうだなあと、羨ましく思います。 このお話、ちょっとオチが急過ぎるし、ずいぶん残酷だよなあ、などと思う反面、でも、数年後、見えない光の毒でぼろぼろになって、実際より何倍も歳をとって見えるマウ・アリイが、薄暗い小屋の粗末なベッドに横たわり、体中から臭い液や黒い血を流しながら、汚くしなびた彼女の首では真珠の連なりだけが、薄々と光って。みたいな情景を想像すると、嫌な気持ちになりながら、きれいだな、とも思います。そういうのって、なんなんでしょう。 長々勝手なことを書いてしまいましたが、ええと、面白かったです。長々書いてこの程度の結論しか出てこないのが、大変心苦しいですが。
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この作品への感想文
qury7さん
ご感想ありがとうございます。qury7さんから「端正」やら「真似できなそう」とか「羨ましい」などなどのお言葉をいただくと、汗が滝のように流れます。ええ、ええ、うっ、嬉し汗です。以前、どちらかでご自分の文章がお好きでないとおっしゃられていて、私はqury7さんの文章が好きなので、驚くとともに、不遜ながらお気持ちわかるなぁ、などと思っていたのですが、自分も自分の文章が嫌だなぁと思うことがままあります。感情のまま文章を綴ると、大げさで中二病臭くて、すごく嫌になるので、できるだけ簡潔にと心掛けるのですが、それでもなんだか妙に思い入れたっぷりで。
あと、見透かされているなぁと感じているので、懺悔してしまいますが、実は今回の文章は、qury7さんの「ワン・ルーム」と、汐留ライスさんの「密書インポッシブル」を真似してみました。というのは、ほとんどの文章を現在形で書かれていたので、私もそうしてみました。「ワン・ルーム」では、「君」目線を効果的に、「密書インポッシブル」では、スピード感を醸し出していたのですが、拙作では、過去形をもたない口伝の伝説が語られるようなそういう雰囲気を出してみたくて。外国語のよう、というお言葉をいただいたので、少しは効果があったのだろうかと嬉しく思います。でも、真似してすみません。うう、でもまた真似するかもしれません。お二方の発想、センス、文章が醸し出す雰囲気などは、真似したくても絶対に真似できないのですが。
それから、マウ・アリイのその後を思い描いてくださって、ありがとうございます。作者ながら、惨い運命を背負わせてしまったと申し訳なく思います。誰にも悪意はないのに、ひどい悲劇が起きる、そういう状況を書いてみたくて。なんで南の島と放射能の組み合わせなんだろうと自分でも不思議だったのですが、ご感想のマウ・アリイの悲惨な状況を読んで、ビキニ環礁の核実験を思い出しました。現実の悲惨さはいつもフィクションを軽く超えるなぁと、ぼんやりと感慨にふけっております。
かのように、qury7さんや皆さんの作品やお言葉で、多くを学ばせていただいております。
今後の一層のご活躍を待ち望んでおります。
ふらここさんの、こういう文章は、すごく端正ですね。外国語のようです。とても整頓されていて、こういう文章(とか、こういう情景とか)は真似できなそうだなあと、羨ましく思います。
このお話、ちょっとオチが急過ぎるし、ずいぶん残酷だよなあ、などと思う反面、でも、数年後、見えない光の毒でぼろぼろになって、実際より何倍も歳をとって見えるマウ・アリイが、薄暗い小屋の粗末なベッドに横たわり、体中から臭い液や黒い血を流しながら、汚くしなびた彼女の首では真珠の連なりだけが、薄々と光って。みたいな情景を想像すると、嫌な気持ちになりながら、きれいだな、とも思います。そういうのって、なんなんでしょう。
長々勝手なことを書いてしまいましたが、ええと、面白かったです。長々書いてこの程度の結論しか出てこないのが、大変心苦しいですが。