作品詳細「僕と彼女の」
題名 | 僕と彼女の | ||
---|---|---|---|
作者 | アンデッド さん | 作品の出来(自己採点) | 80 点 |
本文(1200文字)
|
|||
この作者の他の作品
一覧
|
|||
|
|||
作者の一言 | |||
今回は思い切り好きな事を全力で書いてみました! その為にギリギリ1200文字になりました。まだ収まり切らなかった所があります。 元々アイデアはあったんですが、書いたら洗練されたと思います。 結果的に現時点での僕の最高傑作と自負出来る作品。少なくとも今までの中では一番好きな作品です。これを期に確実にステップアップ出来たはず。 とにかく僕が常日頃から描きたい事や好きな物を用いた作品でした。 だけどまだまだ足りないので精進します。 |
|||
カテゴリ | ファンタジー | 投稿日時 | 2009-07-01 03:47 |
1人のお気に入りに登録されています
この作品への感想文
>つきさん
掲示板からわざわざありがとうございます。
なんと!そんなに読んでもらってたんですか。知りませんでした。かなり感激です!
実はこの話は、最後の一文のフレーズがアイデアとして閃いて、後日そこからイメージを膨らませ発展させた話でした。正に最初であり最後でもありました。
しかし、たまたまトピック見て書いた甲斐がありました。頂いた言葉を胸に、これからも精進しようと思います。ありがとうございました!
こんばんは、掲示板から飛んできましたつきです。
実はこの作品を読むのは今回が最初ではありません。
結構何度も読ませて頂いています、というか、今年1000文字小説において1番沢山読んだ作品かもしれません。
元々好きな話のタイプではないんですが、すごいハマってしまいました。
シンプルな設定の中で2人の心情が見え隠れするところとか、最後の一文とか、つくづく上手いなあと思います。
見習いたいです。
アンデッドさんの2009年代表作、楽しませて頂きました。
>凪司工房さん
短評ありがとうございます!
それがこの掌編のギミックになってるので、伏線はいくつか張ってあったりします。
確かにファンタジーの場合は設定が難しいですね。そういった点で今回はなるべくシンプルな(数行で何となく匂わせられる)物を考えました。
「火」の件はご推察の通り、二人が戦うことを分かり易くするのときっかけの為でした。
舞台が屋上という点からも、何かが始まったというのが派手で解り易い「火」というイメージにしました。
細かい部分に関しては、設定の有無と同じで入れようとすればとても収まり切れないですね。
手法としては最低限の情報だけ提供して、あとは漠然とした謎として想像してもらえる様な雰囲気にしました。
「レイクリープ」はまあそんな感じです(笑) 簡単に言えば技名ですね。
レイクリープに関しては、それ自体がどうこうというより(文量的に説明も出来ないので)、そこが普通の話じゃないぞという起点になってます。違和感として興味や引っかかりを感じてくれたらな、と思い盛り込みました。
しかし発端としては、ヒロインが階段室の屋根から普通に降りて来たってつまらないな、という所から跳躍というのが来てます。
第2回掲示板でコンテストの短評です。
全18作品を掲載順に読んでいったのですが、途中まではごく普通の高校生のやり取りかと思って読んでいると、突然ファンタジィになったので驚きました(読み返せば、それを示唆する言葉が冒頭にありますね)。自分は出来れば色々な種類のものがあった方がいいと考えているので、他人とは違うものに挑戦する意気込みはとても買います。
ただファンタジィ(ハイファンタジィでもローファンタジィでも)の場合は、短い作品では設定を全て描き切れないし、どうしても削る部分がとても多くなってしまうと思います。
なので、今回の場合だと「火」の二人の話は無くても良かったかも知れません(勿論二人が戦うことを分かりやすくする為の演出なのでしょうが)。それぞれ二人ずつ居るのか、とか、それぞれはいつ「それ」に気づいたんだ、とか、何の為にそんな力が与えられているのか? とか。細かい部分を気にすればきりがないと思います。僕も彼女も、今までにその力を使って戦ったことがあったのか(なら戦う対象が何か存在していることになる)。
設定を書き過ぎないことも、短い作品の場合はうまく機能すると思います。
あと「レイクリープ」(LakeLeap?)がいまいち感じが掴めませんでした。
話の流れや、二人のやり取りは好きでした。