タグ: タグはありません。
2年ぶりに覗いたら、拍手30だったので、種明かし。 この短編推理小説は読者が次のページで犯行を明かす内容を読もうとしている。 そこで自らが、短編推理小説のまとめて、その犯行を暴こうとする内容だ。 さて、内容にある④と⑧の矛盾とは、何か。 まず、重要なのは、被害者である頼子とトイレに隠れていた孝太の部屋が隣同士であることを抑えてなければならない。すると省吾の証言④と孝太の証言⑧の矛盾がわかる。 証言⑧で孝太は、被害者部屋に入った後、怖くなり自室へ戻ったとある。急いで戻ったにせよ、おそるおそる戻ったにせよ、戻ったのは自室である。隣の。 ならば省吾の証言④で男が飛び出したのなら、それが孝太なら自室に入ったことがわかる。 つまりもしその飛び出した男が、孝太ならその部屋はすぐに割れるのだ。 だとすると省吾の発言は、別の男がいたか、嘘をついているか、飛び出したまでは観たか、の3種類になる。 状況⑪で刑事の合田は、あえて省吾に孝太が見つかった公園を教えている。 もし、省吾が犯人なら、省吾は孝太の容疑をより罪として確定的にするために、証拠品を置きにくると思い、あえて話したのだ。 次のページ、読者はそれが違うことを知る。 惜しいことに、この小説を纏めたのはあくまで読者、読者が別の流れを見逃せば、読んでいる本小説の犯行の流れも違うだろう。
拍手30で種明かし
Copyright©2008 1000moji.com All rights reserved.
この作品への感想文
2年ぶりに覗いたら、拍手30だったので、種明かし。
この短編推理小説は読者が次のページで犯行を明かす内容を読もうとしている。
そこで自らが、短編推理小説のまとめて、その犯行を暴こうとする内容だ。
さて、内容にある④と⑧の矛盾とは、何か。
まず、重要なのは、被害者である頼子とトイレに隠れていた孝太の部屋が隣同士であることを抑えてなければならない。すると省吾の証言④と孝太の証言⑧の矛盾がわかる。
証言⑧で孝太は、被害者部屋に入った後、怖くなり自室へ戻ったとある。急いで戻ったにせよ、おそるおそる戻ったにせよ、戻ったのは自室である。隣の。
ならば省吾の証言④で男が飛び出したのなら、それが孝太なら自室に入ったことがわかる。
つまりもしその飛び出した男が、孝太ならその部屋はすぐに割れるのだ。
だとすると省吾の発言は、別の男がいたか、嘘をついているか、飛び出したまでは観たか、の3種類になる。
状況⑪で刑事の合田は、あえて省吾に孝太が見つかった公園を教えている。
もし、省吾が犯人なら、省吾は孝太の容疑をより罪として確定的にするために、証拠品を置きにくると思い、あえて話したのだ。
次のページ、読者はそれが違うことを知る。
惜しいことに、この小説を纏めたのはあくまで読者、読者が別の流れを見逃せば、読んでいる本小説の犯行の流れも違うだろう。
拍手30で種明かし