1000文字小説

月草さんの作品一覧

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舞台に住まう妖精
2013-05-04 02:06
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自己採点(60)

「舞台あるところには皆、妖精がいるんだよ」 昔、発表会後に姉が言っていたのを思い出す。 「普段でき…

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懐かしい風景
2013-04-14 04:59
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自己採点(60)

初めて来た場所なのに、懐かしい。一人暮らしの物件探し、駅を降りて真っ先にそう思ったから私はこの物件…

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緩やかな暗殺
2013-02-08 03:00
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自己採点(60)

母が消えた。 娘は帰宅して、机に残された別れの言葉をなかった事にするよう手紙を引き裂いた。 父はま…

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黒を冷ます夜
2013-02-01 05:18
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自己採点(60)

笑ってしまいそうな悩みで泣いていた、静かすぎる夜。人の声を聞きたい。それだけなのだ。電話をすれば良…

お菓子作りが時々やりたくなります。

胸元に置き去りの想い
2012-12-14 03:48
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自己採点(55)

初老の仕立屋の女性がおりました。仕立屋は、その腕前で王宮のドレスを仕立てる名誉ある仕事を任されてい…

愛はどうしてこうも儚いのでしょう

窓辺の二人
2012-12-04 05:01
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自己採点(65)

「あの時と同じ風景を見てるけど」 さらりとした口調に対して、彼女の横顔は切なそうだった。 「あの時…

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催眠術
2012-10-16 03:23
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自己採点(60)

「人って簡単に騙されるものだね」 昼休み、雑談が飛びかうパスタ屋で同期の友人が面白そうに笑う。 「…

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残暑の雨
2012-10-15 02:03
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自己採点(55)

窓硝子を雫が這っていく、一つ、また一つ。降りしきる雨。 呼吸さえ苦しくなるような湿度が肌を覆ってい…

下書きのままにしておいたらすっかり秋になってました…

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