僕たちは超能力カップルと呼ばれている。といっても本当に付き合っているわけではなく、たまたま同じ学…

クラスにたまたまいた超能力カップル。しかし空想好き…

　その日は歯がとても痛かった。どれぐらい痛かったかということは説明しても伝わらないと思うので、おの…

歯の痛みに耐える主人公は、その夜現れた“痛み”を支…

　そいつは冷蔵庫から出てくると、ハローと言った。私は冷えたビールを飲みたいだけだったので、誰かに挨…

冷蔵庫から現れた「そいつ」の勝手な物語に付き合わさ…

　こんにちは。 　わたしはだぶん幽霊です。 　なぜそう思うのかというと、誰かに話しかけても反応が…

いつの間にか幽霊のような何かになってしまった主人公…

　地球上の５人に１人は宇宙人である。しかし多くの人にとっては、あまりピンとこない数字だろうと思う。…

宇宙人なのに地球人と全く見分けがつかない、という宇…

　すてきな三毛猫が、死んだ鼠を僕にくれます。 　しかし僕は鼠を食べませんので、それを庭に埋めます。…

死んだ鼠やバッタなど、死んだものばかりくわえてくる…

　王様になって欲しい、とその男は私に言った。 　必要なときに王様の椅子に座っているだけでよく、あと…

ある男に頼まれ、王様になった主人公。しかし宮殿内で…

　それは３０センチメートル四方の平べったい木箱だった。昆虫の標本箱みたいにガラス張りになっており、…

「この箱の中では、１ミリが１キロメートルの長さにな…